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株式会社エクシング()は、通信カラオケ等を主業務とする会社。ブラザー工業グループで、本社は愛知県名古屋市瑞穂区塩入町18-1。主にJOYSOUND(通信カラオケ業界第2位)とUGA(通信カラオケ業界第3位)を運営している。 == 沿革 == 1992年にブラザー工業、インテック、旧ブラザー販売の3社によって、業務用通信カラオケ「JOYSOUND」の企画・開発を行うために設立。現在はJOYSOUNDの企画・販売や各種情報サービスの提供、カラオケボックスや飲食店等の直営店の運営、携帯電話用着信メロディ配信サイト「ポケメロJOYSOUND」を始めとする携帯電話用コンテンツの企画・制作・配信などを行っている。特にJOYSOUNDはかつて通信カラオケ業界でシェア1位だった時期もある。現在はHyperJoyシリーズ (HyperJoy/-V2/-WAVE) とCROSSO、JOYSOUND f1、JOYSOUND MAXを展開している。 2006年4月1日、SONGOKUを展開する日本ビクター(現:JVCケンウッド)系の子会社であるビクターレジャーシステム(新社名JLS・後に吸収合併)の全株式を譲り受け、同機種の権利を獲得。また、X2000やLavcaを展開するタイトーとはかつて通信カラオケ事業において関連製品の共同開発や楽曲の相互提供を行っており、2006年7月1日にはタイトーから業務用通信カラオケ事業(分社名JAX・後に吸収合併)の譲渡を受けた。 さらに2009年9月には、親会社のブラザー工業が、USENの子会社でUGAなどを運営する業界シェア2位のBMB買収でUSENと合意したことを発表〔(株式会社BMB・2009年9月30日)〕、2010年1月にはエクシングがBMBを買収・完全子会社化したことで、エクシングとBMBを擁するブラザー工業グループはDAMを運営する第一興商に次ぐ業界シェア第2位となった。そして2010年7月1日付でBMBを吸収合併しUGAもエクシングが運営することになり〔(ブラザー工業株式会社・2010年5月10日)〕〔当社と株式会社BMBとの合併に関するお知らせ 〕〔(リンク切れ)〕、業務用通信カラオケ業界はエクシングと第一興商がほぼ100%の業界シェアを握る複占状態となった。BMBは旧BMBから引き継いだ製品のブランド及び海外向け製品のブランドとしては現在も存続している。 かつては「エクシング・エンタテイメント(XING ENTERTAINMENT)」というブランド名で家庭用ゲーム機向けにゲームソフトの開発・発売を行っていた(1990年代半ば〜2000年代初頭)。また、ブラザー工業のパソコンソフト自動販売機「ソフトベンダーTAKERU」の事業末期には通信システム事業の一環として業務を引き継いでいた。 2013年8月5日から、以前から機器開発で協力関係にあった韓国のカラオケ機器メーカーのと提携し、金永製の機器(KMS-A100/XING型)の日本総代理店となる予定〔KY금영 - Xing(엑싱) 인터넷 반주기 상호 판매에 합의 (2013年5月9日) 韓国カラオケメーカー最大手、Kumyoung.Co.,ltdと提携。業務用通信カラオケシステムを8月から日本で販売 (2013年7月25日)〕。なお、同年5月からは先行して逆にuga next(UGA-N10(K)型)が韓国国内で販売されているが元々uga nextおよびUGANAVI KINGは金永が開発・生産していたものである〔株式会社ケーワイジャパン - KOTRA - 大韓貿易投資振興公社 東京IT支援センター 〕。また、KMS-A100は以前から金永の日本法人であるケーワイジャパンが販売していた〔KYジャパン 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エクシング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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